世の中ぼーっと生きてたい

ぼーっと生きてる坊さんの話。

人の欲は、終わらない。

この季節になると新しい秋冬用の服が欲しくなります。 別に流行やおしゃれに敏感という訳でもありませんが、なんだか毎年のように新しい服を買ってしまいます。 だけど、おしゃれをして外出する機会なんてほとんどなくて、タンスをみれば去年買った服がきれ…

何のために生きるか。

たまに、じぶんの生きている意味を問いたくなる瞬間がある。何のために生きているのか。人生に何の意味があるのか。 考えたところで大した答えはみつからなくて、人生の意味のなさに、全てを投げ出してしまいたくもなる。やがて別のことを考え始めて、人生の…

人にやさしく。

「やさしいね」と昔からよく言われた。 褒めるところがなかったから、とりあえず「やさしい」と言っていただけかもしれないけれど、じぶんでもそれがじぶんの長所だと思い込んで、誰にでもやさしくあろうとした。 でもあるとき、じぶんのやさしさって本心か…

努力は美しい。

毎日の生活を振り返ってみると、どれほど無駄な時間をすごしているかということに気づいて絶望することがよくあります。 この無駄な時間を別の事にあてていれば、と後悔してみるものの、それを改善しようという気概もなく、結局だらだらしてしまう。 河野玄…

じぶんの中の動機を探る。

何事をなすにも大事なのは「動機」だと思います。 動機なしにやっていることは、ただやらされていることと同じで、何にもならない。 まったく意味がない、とまでは言わないけれど、動機を明確にしたうえで取り組むことと比べたら、得られるものや結果は大き…

好きなものはなんですか?

じぶんの好きなものについて熱く語れるひとに憧れます。 学生時代にバイトをしていた会社で、ライティングについてのセミナーというかイベントがありました。そこでの課題の一つが、「じぶんの好きなもの」についての記事の作成。 そのイベントに参加したわ…

じぶんの平凡さを受け入れよう。

じぶんで考えたこととか、思いついたことって じぶんではおもしろいぞと思ったり、誰も思いついてないんじゃないか?なんて思ったりしちゃう。 でも実際にそれを表に出してみると、みんな同じようなことを考えていて、そんなに目新しいものでもなければ大し…

「考える人」になりたい。

みずから疑問や問題を設定するっていうのが難しい。よく「書くこと」についての本や、「思考力を鍛える」といったたぐいの本の最初の方に、「問いを見つけよう」なんて書いてある。それがなかなかできない。 疑問を持つことってあんまりしてきませんでした。…

とにかく書いてみる。そしたら心が軽くなった。

これまでいくつかの「書くこと」についての本を読んできました。 それらの多くには、「悩みがあったら書き出してみよう」というようなことがかかれていて、実際に日々なにかモヤモヤしたことがあったとき、ちょろっと書いてみたりしたけれど、あんまり効果が…

家族みんなで仏器磨き。

年に1度、「おみがき」というイベントがあります。 たいていどこのお寺さんでもやっているのではないでしょうか。 仏器と呼ばれる、お勤めや法要のときにつかう金属製の器やろうそく立て、華瓶(金属の花瓶)などをぴかぴかに磨きます。 以前は近所のおばさ…

神社でのお参りと、お寺でのお参り。

ある時、若いカップルがお寺にお参りにきていた。 「あれ、お寺でのお参りってどうやるんだっけ」 「二礼二拍手一礼だよ、ばか」 「あーそうだそうだ」 それは神社でのお参りだよ!と危うくツッコむところだった。 後になって父にその話をしたら、「そんなの…

手料理で感謝を伝える母の誕生日。

母の誕生日。 この年になっても、なんだか恥ずかしくて 「いつもありがとう」なんて素直に伝えられなくて。 せめて気持ちのこもった手料理をふるまおうと思いました。 メニューはローストビーフ~バルサミコソース~、付け合わせにマッシュポテトときのこと…

やりたくないことを、やりたくない

やりたくないことを、やりたくない。 じゃあやらなきゃいいじゃないーそうはいかない。 ここ数年、やりたくもないことを、やらされている。 なぜこんなことしなければならないのか、とたずねると 「いつかきっと役に立つから」と。 来るかもわからない「いつ…

仏教辞典の最初のことばは「愛」でした。

仏教辞典にのってる一番最初のことばってなんだろうとおもい 手元にあった「岩波仏教辞典第二版」を開いたら 「愛」 でした。 愛かー。キリスト教とか他の宗教では大事なことばだと思うけど 仏教ではあまりいい意味で使われないイメージがあります。 愛は執…