世の中ぼーっと生きてたい

ぼーっと生きてる坊さんの話。

努力は美しい。

毎日の生活を振り返ってみると、どれほど無駄な時間をすごしているかということに気づいて絶望することがよくあります。

この無駄な時間を別の事にあてていれば、と後悔してみるものの、それを改善しようという気概もなく、結局だらだらしてしまう。

 

河野玄斗さんの本「東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法」を読みました。

東大医学部に在籍しながら司法試験に一発合格なんて、どんだけ天才なんだよと思わずにはいられないが、人より努力したからだと彼は言い切ります。

きっと日々の中の時間をきりつめて、使える時間はすべて勉強にあて、必死になって努力を積み重ねてきたんだ。

「天才型」と「努力型」なんて区別もあるけれど、天才も少なからず努力しているわけで、努力して初めてその才能が発揮される。

 

天才ですら努力するんだから、凡人ならなおさら努力しなくちゃいけない。

才能がないからといって努力しなくていい言い訳にはならない。

 

「努力は美しい」という言葉に胸をうたれました。

「努力は裏切らない」とか「努力は報われる」とか、そういう言い方はあんまり好きじゃありません。努力をして得られる「結果」から、努力の価値を判断しているような気がするから。

そうじゃなくて、努力そのものに価値があるんだ。努力の価値は絶対的で、その努力がもたらす結果は結果でしかない。その結果がよかろうが悪かろうが、努力すること自体に価値がある。だから努力は美しいのだ。